自分が買ったモノ、観たモノをご紹介。
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ぼくのパソコンを守って


著者:根津研介/園田道夫/宮本久仁夫
イラスト:武礼道
秀和システム,2005年,第1版


・概要
 コンピュータ、とりわけネットワークに関するセキュリティの入門書です。
 1~8章までの章立てになっており、各章は冒頭に4ページ程度のマンガパート、後半に文章による解説パートという構成になっています。

・見どころ
<マンガパート>
 マンガパートは、はっきりいって息抜きというかオマケ程度と思います。
 主な登場人物は3人。
 セキュリティはもちろん、警戒心や危機意識がまったくないショートカットの中学3年生「知己優」。登場3ページ目にしていきなり脱いじゃいます。
 セキュリティ道を広めるのがお仕事で、髪型がたてロールの「月島みちる」。登場2ページ目にしてパンチラしてます。
 知己優の近所に住んでおり、色々面倒を見てくれる「奈緒おねーちゃん」。

 ストーリーは知己優のセキュリティ意識の低さが原因でとんでもない事態に発展していく様子を描いています。ストーリー自体はトンデモな話しですが。
 そして終盤の7章のマンガパートでは、おそらくこの本で一番言いたかったであろうセリフを叫びます。そのセリフについては、実際にご覧になってください。ヒントは本書のタイトルに関連する言葉です。このページを見た瞬間、正直私はぶっ飛びました。
 最終章となる8章でオチをつけます。ベタと言っても過言ではないオチだと思いますが・・・。

<解説パート>
 マンガパートのトンデモぶりやイラストの軽さで誤解されてしまいそうな本書ですが、解説パートはしっかりと分かりやすい説明がされています。
 1章では、そもそもインターネットが何者かを解説。2章ではネットにおける個人情報の考え方やその動きについて、3章ではネットワーク上の脅威・恐怖について語っています。
 また防衛手段や自己防衛の考え方(4章)、コンピュータウィルス(5章)、スパイウェア(6章)、暗号化(7章)についても説明しており、ごくごく初歩的な防衛手段としてのパソコン上の設定なども写真付で解説しています。
 また最終章の8章では、無線LANのセキュリティについて細かく説明されています。
 無線LANが普及した経緯や規格上の問題、どのように情報が漏れるか、どのように防衛するか、などが記載されています。

・まとめ
 いわゆる萌え本系の解説書の部類に入るとは思いますが、萌え要素はさほど強くないと思います。むしろ解説パートなどはネットワークやセキュリティの初心者にも分かりやすく説明されていると感じます。
 ただし、表紙やマンガパートなどが萌えというか、アニメ調の絵柄なため、書店で買い求めたり、持ち歩いたりするのはちょっと恥ずかしいかも、というのが最大の難点であると思います。
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